
近江商人の心を知る
五個荘の近江商人

琵琶湖の畔、東近江の地は日本のほぼ中央に位置し、古都京都に非常に近く、古くから交通の要衝として栄えました。その地の利を活かし、”てんびん棒”という一本の木の棒を肩に背負い、汗と埃にまみれて各地の特産物を交易してまわる行商人”近江商人”が多く現れました。そしてお客の信頼を得て販路を広げ、やがて夫々が豪商へと立身出世しました。この特別体験は、その近江商人のなかでも当時に隆盛を極めた”外村(とのむら)家”の居宅、”外村繁邸”です。

近江商人の特長としていちばんにあげられるのが、”三方よし”と言われる「売り手よし、買い手よし、世間よし」という経営理念です。なぜ、近江商人はお客の多い地域である”東海道”では商売をせず、山里ばかりの田舎”中山道”や”東北”の地を商売の場としたのか?大飢饉が起きた時に、なぜ一民間人の近江商人が私財をなげうち山林工事などの公共事業を創り出せたのか?屋敷の玄関を一歩入ると、古来より守ってきた古き良き日本独自の精神を感じることができます。各商家の家訓を見ると中世・戦国時代から脈々と受け継がれてきていることがわかります。

特別限定体験
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交通案内
近江鉄道 五箇荘駅より自転車で約10分。サイクルトレインを利用すると便利です。詳しくはお問合せ下さい。
所在地 〒529-1405 滋賀県東近江市五個荘金堂町645